Reality 2.0:現実がインタラクティブになる日

ARはただのhypeだったのか?

僕は以前に、頓智ドット株式会社にていわゆる拡張現実(AR)サービスのセカイカメラの開発に関わっていました。同社が大きな資金調達に成功したことに象徴されるように、ARは世界を変える技術として大きなブームを巻き起こしましたが、実際には期待されたほど使われずにブームが収束してしまいました。

一つの理由としては、SF映画やアニメなどでAR的な技術に対して抱かれてきたイメージは強烈で、それと比べて今日のスマートフォンなどで可能なARの体験が限られたものでしかないことが挙げられます。まだまだ未成熟な技術であることは否めないでしょう。

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UI/UXのUって誰?プロダクトに関わるのはエンドユーザーだけじゃない

今日は、いつもと趣向を変えて、UX Advent Calendarの担当日として書かせていただいています。そこで、少し自分の来歴も織り交ぜながら、UXという仕事について思うところを書こうと思います。

私は慶應のSFCで長くモバイル/ユビキタスのUI/UXを研究した後、頓智ドット株式会社にてセカイカメラとtabのUXを担当し、現在はフリービット株式会社にて製品およびウェブのUI/UXを担当しています。多くの活躍されているUXデザイナーの皆さんの中で僭越ですが、アカデミズムの立場で長くやってきたこと、またWebではなくアプリやハードのような製品に取り組んできたことから、そうしたちょっと変わった視点でお話ができれば、と思います。 “UI/UXのUって誰?プロダクトに関わるのはエンドユーザーだけじゃない” の続きを読む