若者のTwitter炎上を、デザインの視点から考えてみる

おバカな若者

バイトなどの若者が、バカをやってソーシャルメディアに投稿して炎上することが話題になっています。散々話題になっているにも関わらず問題の発生が相次ぎ、ついに週刊誌などのマスメディアも取り上げるようになってきました。

この問題については、色々な視点からの意見があります。曰く、若者のモラルが低下している低賃金な非正規雇用が増えたから世間の空気が過剰反応するように変わってしまった、など。ただ、こうした行為の理由を社会の変化に求めるのは無理があるかと思います。若い奴はバカをやるもので、それはそれだけのことでしかありません。

ただし、スマートフォンやソーシャルメディアが広く普及したことで、内輪の悪ふざけが世の中に拡散してしまう、という違いは発生しています。その中でも、リテラシーの不足から、情報をパブリッシュすることの怖さをわかっていない、という議論には頷けるものがあります。 “若者のTwitter炎上を、デザインの視点から考えてみる” の続きを読む

tabのインタラクションデザインについて:研究と実業の境界で

tab

前職で開発に関わった、頓智ドットのtabが、伊勢丹と提携を結びました(東洋経済オンラインの記事)。tabは、街についての情報をウェブ/リアルからクリップし、興味関心のテーマ単位でまとめて共有する「My雑誌」サービスです。iPhone/Android/iPad/Web向けに提供されています。2013年7月時点でパートナー企業約190社、アプリのダウンロード数は30万超、アクティブユーザーは17万にのぼっているとのことです。

tabは、O2O(Online-to-Offline)サービスの一種であると言えます。サービスを通して、ウェブに散らばった街についての興味深い情報に触れることができ、結果的にイベントに行ったり、商品を買ったりといった行動に結びつけることができます。国内で、消費に占めるECの割合は3%弱(経済産業省発表)といわれており、97%の消費活動は現実の世界で起きています。この商流にインパクトを及ぼすことができれば、その経済的なインパクトは多大なものになるでしょう。このような背景から、O2OはITの成長領域として注目を集めています。

tabのインタラクションデザインにおいては、私がこれまでに慶應義塾大学インタラクションデザインラボなどで行ってきた研究のアイデアが色々と取り込まれています。それらがどのように商業的なサービスに取り入れられていったか、述べてみたいと思います。 “tabのインタラクションデザインについて:研究と実業の境界で” の続きを読む

フラットやレスポンシブは流行りものか?

ウェブやアプリのデザインの業界では、フラットデザインが大きな注目を集めており、新たな事例を目にしない日はないほどです。よく対比される、リアル系デザインの牙城だったAppleのiOSも、次バージョンの7でデザインを全面的にフラットに刷新することがアナウンスされています。

iOS7のホーム画面

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