BulletTime:VRカジュアルゲームの試作


Galaxy S6用のヘッドセットが国内でも発売され、Oculus Riftの正式版やPS4用のProject Morpheusなどのリリーススケジュールが発表されるなど、いよいよVR市場の本格的な立ち上がりが近づいてきています。

ATOMOSはこれまでもVR/AR技術を用いたコンテンツの開発に関わってきました。今回は、Oculus Rift向けのオリジナルゲームを試作してみました。チームとして、映像プロダクションのGZ TOKYO様のコーディネーションのもと、ゲーム/映画/TVなどで豊富な実績をお持ちのサウンドプロダクションbeBlue STUDIO様、旧知のCGクリエイターのオサガワユウジさんに制作に参加していただきました。

ゲームデザイン/開発:ATOMOS DESIGN
コーディネーション:GZ TOKYO
サウンド制作:beBlue STUDIO
CG制作:オサガワユウジ

ご覧いただいてわかる通り、某映画の有名なシーンをモチーフにしています。敵のエージェントが弾を発射してくると時間がスローモーションになるので、ヘッドセットごと頭を動かして弾をよけます。うまくよけられると、プレイヤーの攻撃になります。世界観の表現のため、映像はもちろん、特に楽曲とサウンドにこだわって作っています。

ゲームスタート→敵の発射した銃弾が接近→上または左右によける(あっちむいてホイ)

ゲームは、市場性が期待できるVRアプリケーションの一つです。VR技術を用いたゲームにおいて、その高い没入感や豊かな情報量を活用したくなります。しかし、既存のゲーム市場においては、そのような仮想体験の情報量の追求が行き過ぎ、一タイトルあたりの開発費が100億円を超えることもあるようです。結果、クリエイターの創造性を発揮する余地が狭まり、SFや中世ファンタジーなどの似通った体験が多くなっています。もっとカジュアルな体験を通して、VRの裾野を広げると同時により多様な体験の可能性をもたらしたいと考えています。

VRカジュアルゲームに求められる要素 わかりやすい シチュエーション→馴染みのあるシーン 限られた時間で 遊べる→短時間のゲームプレイ 特別な入力装置を 必要としない→HMDのみで操作

本作は、あくまで試作ですが、VRコンテンツ、VRゲームの可能性に手応えを感じることができました。もう少しブラッシュアップをしてPC向けに公開することも考えています。今後もVR/ARコンテンツの開発について研究していきたいと思います。